2012年2月11日

かんよう出版の顧客とは

   経営学の神様、ドラッカーさんは企業の経営にとって最も大切なことをいくつも言ってますが、そのひとつに顧客の創造ということがあります。で、それを考えるときに、まず顧客とはだ誰のことか、ということになります。

 出版社の場合、顧客とは誰でしょうか。基本的には著者と読者です。超大手出版社ですと、著者はきわめて限られた有名人、読者は不特定多数ということになるでしょう。でも、弱小の「かんよう出版」は、著者も読者も不特定多数の人ということになります。

 人間は一生にひとつの小説が書けるといいます。それは、誰もが他の誰かとまったく同じ人生を歩むということはあり得ないからです。人の数だけの違う人生があるからです。ということは、人とは違う体験を書くことができて、人は自分の人生とは違う物語を読んで面白いと思うからです。

 もちろん作家ではない人が、いくら自分のことを書くといっても、そううまくいくものではないでしょう。でも、一度は挑戦してみてもいいのでは・・・。それを、ほんの少しの人に読んでもらえればいいのではないでしょうか。たくさんの人に読んでもらえればそれはそれでうれしいことですが。本にしてたくさん売ろうと思うのではなく、自分の記録として書き上げて、知り合いではなかったほんの少しの人がそれを読んでくれればいいと思うのです。

 「かんよう出版」は、どんな人でも自分の本を出したいという人がいらっしゃれば、そのお手伝いをしたいと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿